人生のツケが押し寄せすぎ

40歳ひとり暮らし貧乏女の心境と愚痴

私がゲームをやめた訳

私はファミコン世代です

初めてのゲームは小学生の頃

お年玉でスーパーマリオブラザーズを買いました

スーパーファミコン

ゲームボーイ

メガドライブ

ニンテンドウ64

PlayStation

PlayStation2

DS

すごく偏りがあるうえに以降は知りません

ゲームに興味がなくなったからです

好きなソフトは

エスパ冒険隊」

ゴールデンアイ

ジルオール

クロノトリガー

クロノクロス

「俺の屍を越えていけ」

幻想水滸伝

影牢

かまいたちの夜

ベヨネッタ

ヴァルキリープロファイル

女神転生

「ペルソナ」

「シムズ」

オブリビオン

あとスマホゲームで今は配信停止となっていますが

異世界に生きる」

にハマりました

作った人は天才だと思います

ゲームは時間泥棒です

引きこもっていた頃は、寝食を忘れるレベルでのめり込みました

現実より楽しいからです

やればやるだけ上達するし、RPGであればパラメータも上がり、先に進みやすくなります

働きだしてから初めてのパソコンを購入し、念願のオンラインゲームデビューを果たします

女神転生オンラインのクラン副リーダーを務めていましたが、仕事で疲れており3日ぶりにログインしたところ

「テメエやる気あんのか!?」

「遊びじゃねえんだぞ!!」

と罵声を浴びせられ、心が折れて引退しました

使っていたパソコンのスペックが低すぎて銃が使えず専ら近接攻撃派でしたが、ボス戦に突入する際も私だけ読み込みが極端に遅く、参上した頃には戦闘が終わっているという体たらくなので人望がなかったのでしょう

ステータス振り分けが出来るゲームでは、全てのポイントを攻撃力と体力に費やします

小さい頃からドラクエの女戦士に強い憧れがあります

いつかビキニアーマーを着用し、歩く公害となるのが夢です

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部屋の時計です

薄汚れた加工のため、近付かないと時間がわからず 来客の評判はすこぶる悪いですが、私の部屋なので文句は言わせません

私も時間がわからないので、テーブルの上にも時計を置いています

ゲームをやめたのは30代に突入する頃です

その頃私は現実世界に嫌気が差し「シムズ」という理想のキャラクターと理想の世界が作れるゲームを狂ったようにプレイしていました

理想の外見、ステータス、豪邸に住み、一重の男性キャラクターを近所に住まわせまくってハーレムを形成します

「魅惑」のステータスを最大限まで上げているので、そこら辺を練り歩くだけでモッテモテです

キャラクターが年を取り、結婚、出産、死、幽霊も体験できるゲームなのですが、年齢は20代固定で設定し、結婚も出産もせず、家でひたすら内職と庭いじりをして生計を立てます

赤ちゃんの世話は手間がかかり、ベビーシッターを頼んでも家は汚れていきます

成長すると学校へ通わせ、自宅でも勉強を教えなければならず、たまに家具を壊されたり火事を起こされたりするのでひたすら面倒です

家に残して外出すると育児放棄となり、児童相談所に子どもが連れ去られるので、1人で生活するのが楽なゲームだと気付き、ソロプレイを極めることにしました

夜な夜な近所のイケメン男性達の住居を訪問……

するよりも、部屋の灯りがこぼれる窓から生活風景を覗き込むほうが30倍くらい楽しいと気付きました

ゲームの世界でも行動が気持ち悪いです

私は強い美女が好きなので、黒髪ストレートロングの長身オリキャラを作成しルームシェアして眺める毎日でしたが、ある日、ふと虚しさに襲われます

現実世界でトイレに行ったあと、洗面台で手を洗っていたときのことです

何気なく顔を上げた鏡の中には、鮮度の悪い魚のような目をした老いたブスがいました

「……こんなことをして何になるのだろう」

理想の自分、理想の人間関係、理想の世界を満喫していますが所詮は幻

現実は30代行き遅れ根暗ブスです

同世代が結婚、出産、出世、夢の実現を成し遂げているときに私は何をしているんだろう……

さすがにヤバさを実感し、勢いでデータを削除

以後、据え置き型ゲーム機には触れていません

人生も折り返し地点なので、現実にシフトして生きていきたいと考えています

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