人生のツケが押し寄せすぎ

40歳ひとり暮らし貧乏女の心境と愚痴

苦手という予防線

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ものすごい機械オンチですが、やってみると何とかなるものですね

機械オンチ……運動オンチ……方向オンチ……

私は弱点が山盛りの36歳なのですが「苦手」と公言することで予防線を張る癖があります

「人見知りなので……」

って言う人いるじゃないですか

訳すとこうですからね

「一切話を盛り上げないし、こちらから話題を提供することもないから、せいぜい私を楽しませろよ」

まるで女王陛下と旅芸人です

言ってみれば世の中全員が人見知りですよ

誰もが女王様になりたいのにも関わらず

「人見知り」

という属性を自ら明かすことで、女王様役をかっさらっていく卑怯者です

オママゴトでいつも犬をやらされていた私が言うのだから間違いありません

誰もがお母さん、もしくはお姉さん役をやりたいのです

そのときは卑怯者に

「やさぐれちゃんは鳴き真似が上手いから向いていると思う」

と、甘美な言葉で誘導された悲しい思い出です

なんならちょっと誇らしかったので、子どもの時から頭が悪かったんだと思います

狼と犬を混同し、得意気に遠吠えをしていました

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健康健康とうるさい私ですが、6連勤になるとご飯を作るのが面倒になります

水菜とモヤシを食べることで、ジャンクな食事への罪悪感を薄めます

仕事中に湧き上がってきたカップ焼きそば欲を満たすため、勤務後に激安スーパー「トライアル」に向かいました

遅番だと24時に退勤するので、店内は閑散としており貸し切り状態です

客よりも品出しをする店員さんの人数が圧倒的に多く、スレ違う度に

「いらっしゃいませ」

を浴びせられます

申し訳ない気分です

マヨネーズに惹かれて食べたことのない味を購入しましたが、やはりマルちゃんのやきそば弁当の敵ではありません

喉を詰まらせにくる麺を、備え付けのスープで流し込むのが様式美です

体に悪いものは美味しいので困ります

私が最も多用する予防線は

「空気が読めないから」

です

実際読めていないですし、指摘されることも多いのですが、最近恐ろしい事実に気が付きました

「空気が読めない」

というレッテルを自ら貼ることにより

「空気を読む」

ことを放棄してしまっていたんですね……

これは恐ろしいことですよ

「空気が読める人」=「気配りが出来る人」

周りをよく観察し、自分本位にならず、相手の感情に目を向け、考え、察する能力なので後天的なものです

健常者であれば、実践を積むことで自然と身に付きます

長子よりも中間子の方が空気が読めることが多い理由は、兄や姉の失敗の事例を見て育っているので

「ここまでは許されるんだな」

「このラインはアウトなんだ」

と、親の顔色を伺うことを学ぶからです

私の弟は空気を読む天才なので、小さい頃からやらかしの引き際を心得ていました

最初は同じろくでもないイタズラをしていても、気付くと私だけ取り残されており、よく母に殴られました

証拠隠滅と言い訳も上手く

「でもさっきまで一緒にやってた!!」

説教に引きずり込もうとすると

「言い訳するな!人のせいにするな!!」

怒りを倍増させ、余計殴られたものです

……思い出したら自分が可哀想になってきました

何が言いたいかというとですね

自ら空気が読めないキャラ設定をしてしまうと、成長がそこで止まってしまうんです

「どうせ空気読めないから……」

「どうせまた怒られるから……」

「どうせみんな私が嫌いなんでしょ……」

世にもめんどくさいウジウジ人間の完成です

行動を起こす前に落ち着いて考えてみると、防げる過ちは多いです

本能と思い付きのまま動いていては動物と同じなので

「もし自分だったら……」

と置き換えてシミュレーションします

早く人間になりたいです

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