人生のツケが押し寄せすぎ

40歳ひとり暮らし貧乏女の心境と愚痴

危機意識の高い人

誕生日が近いので眼鏡を新調しました

ゴールドの細縁丸眼鏡に憧れてはいるものの、小顔でオシャレ、S~Aランク美女にしか許されないアイテムだと勝手に思っているので断念

ウェリントンしか似合わないラッキョウ顔のくせにイメチェンを図りたかったので、控え目な配色の丸眼鏡に挑戦した次第です

仕事帰りに購入したので眼鏡を装着して行ったのですが、目が悪すぎて、フレームが似合っているのか似合っていないのかよくわかりません

0.06のド近眼なのでレンズ代が高くつきましたが、出来上がるのが楽しみです

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母から誕生日プレゼントに除湿機をもらいまし た

なかなか恩着せがましく頂きましたが、先日賞与のお裾分けをしたので、プレゼントと言えるのかは謎です

アパートの日当たりが悪く、洗濯物が乾かないので、夏でもストーブをつけてセルフサウナ拷問に苦しむ毎日でしたが、快適過ぎて幸せです

ビックリするくらい水が溜まるので、いつかイケメンを部屋に呼んで、呼気や発汗から水分を吸収し、こっそり飲み干すのを楽しみに生きていきます

飲食店で働いているのですが、夕方から夜にかけては3人体制のシフトになります

私、ベテランアルバイトさん、新人アルバイトさんで働いていたある日のこと

事件は起こりました

「すみません、私のストーカーが来てて怖いので帰ってもいいですか?」

なかなか忙しい最中に、ベテランアルバイトさんに呼び止められます

目線の先には、店の入り口でこちらを伺う小太りで大柄な男性

話を聞くと、大学の友達の友達に一目惚れをされてしまい、以来、付け回されて困っているとのこと

ちょっとロバが入っている顔立ちですが、スタイル補正やマスク効果の高さを実感します

「もう本当怖くて……

集中出来ないし、仕事どころじゃないので帰ってもいいですか?」

ひどく怯えた様子ですが、もうひとりは研修期間が明けたばかりの新人アルバイトさんなので、帰られると詰みます

ハッキリ断ったのか聞くと

「友達の友達なので強く言えないです

顔を潰すことにもなるし……

とにかく怖くて」

涙目で怯えていますが、顔を潰すことになるという意味がわかりません

そんな関係性は友達ではない気がします

仕事が進まないので、私が代わりに話して来ようと小太りストーカーに近付きますが、5メートルほどの距離で逃げられました

洗い場で泣き出してしまったベテランアルバイトさんに、居なくなったから大丈夫だと伝えると

「でもまだ近くに居る可能性もあるじゃないですか

怖いです……」

後ろ向きな返事が返ってきました

さらに話を聞くと

・連絡先を交換したが怖いのでLINEを返していない

・初対面以外、直接話したことがない

・職場がバレているので、通勤中に付けられている

突っ込みどころ満載の説明をされました

段々イライラしてきましたが

バイト先がバレているのは厄介だね

と、歩みよりの姿勢をアピールします

「そうなんですよ……

聞かれて答えちゃって」

……………

お前が教えたんかーいっ!!

脳内の私が激しく突っ込みます

ベテランアルバイトさんは地元出身

勤務先から歩いて5分の実家住みなので、勤務中は私達も居るし、怖いなら帰りは車で送っていくから何とか頑張れないか聞くも

「なんかもう仕事する気分じゃなくて……

すみません」

の一点張り

マスク取った顔見せてあげたらいいかもよ?

と、本音が漏れそうになります

仕方ないので新人アルバイトさんと共倒れになる覚悟を決めて早退をさせることにしました

「あの……やさぐれさん?」

私服に着替え終わり、バックヤードから顔を覗かせるベテランアルバイトさん

新人アルバイトさんとバッタバタ状態でそれどころではありませんが、一応話を聞きに行きます

「これって私、歩いて帰らなきゃダメなやつですよね?」

目眩がしてきました

18時なので外はまだ明るいです

新人アルバイトさんをひとり残して送れるわけもないので、親か友達を呼べばどうかと提案します

「親は仕事で夜まで居なくて……

友達にも頼めないです」

ならタクシーを呼べばどうか提案するも

「お金あんまり持ってきてなくて……」

血管が切れそうになりながら更衣室に財布を取りに行き、お金を貸すと提案するも

「いや、それは悪いので……」

あげると言わないのが私のケチ臭いところですが、もうどうしたらいいのかわかりません

イライラが伝わったのでしょうか

「……武器になるもの持って頑張って帰ります」

パンツが見えそうなミニスカートで、涙目の決意表明をして帰っていきました

一ヶ月後

友達を交えての話し合いによってストーカー事件は解決し、ベテランアルバイトさんにも笑顔が戻ります

「やさぐれさん

アルバイト用の夜の仕事のマニュアル作りたいんですけどいいですか?」

ありがたい申し出にお礼を言うと

「2時間あれば作れると思うので、裏のパソコンお借りします!」

……………

え? 勤務中に作るの?

それならば別にいらないのですが、ありがとうと言ってしまった手前、強く拒否出来ないのが私の悪いところです

1時間半でお願いしたいと頼み、貴重な30分を確保します

「はい!作ったら確認お願いします」

閉店後

誰も居なくなった店内でマニュアルを読みます

ほう……ほほう……

さすが大学生

私が作るより7倍くらいわかりやすいです

ほほほう………

読み進んで行くうちに、ゴミ捨ての項目になりました

【閉店作業 ゴミ捨て

夜は危険なので、女性アルバイトは誰かと行くことを強くお勧めする!!】

……………

うちのお店のゴミ捨て場は裏口から徒歩7秒です

コロナで閉店時間も早く、車通りも人通りも多い立地で何をそんなに警戒しているのかわかりません

【女性アルバイト】

で限定しているところも感じが悪いです

夜はシルエットが重視されるので、年齢はあまり関係ない気がします

翌日、過去に事件が起こったこともないし、この項目は誤解を招く恐れがあるから消してもいいか聞くも

「そこは大事だと思います!

何かあってからじゃ遅いので」

穢れのない真剣な眼差し

せめて

【◯◯さんの主観です】

と付け加えていいか聞くと

「それは恥ずかしいので嫌です」

断固拒否されました

その後、新しく入ってきたアルバイトさんにマニュアルを渡すたび

「え!?

過去にゴミ捨て場で何かあったんですか!?」

無駄に警戒させてしまいますが、女の子はこのくらい自己評価が高いほうが幸せになれるのかもしれません

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