ファッション雑誌を立ち読みすると、服装に合わせてバッグも変えるのが主流のようですね
……めんどくさくないのでしょうか
私は極度の心配症のため荷物が多いので、毎日バッグの中身を入れ替える人を尊敬かつ畏怖します
・化粧ポーチ（化粧崩れたらどうしよう）
・ナプキン（急に生理が来たらどうしよう）
・ポケットティッシュ（急に鼻水出てきたらどうしよう）
・目薬（急に目が乾燥したらどうしよう）
・眼鏡（急にコンタクト取れたらどうしよう）
・ソーイングセット（急にブラジャーのホック壊れたらどうしよう）
・モンダミンの小さいやつ（急に口臭くなったらどうしよう）
・ガム（急に口臭くなって近くに洗面所がなかったらどうしよう）
・汗拭きシート（急に汗かいて臭くなったらどうしよう）
・トイレの１滴消臭元（急にお腹壊したらどうしよう）
・替えのパンツ（お腹壊して最悪の状態になったらどうしよう）
・くし（髪の毛がさらにグチャグチャになったらどうしよう）
・ボールペンとメモ帳（事故って連絡先とか相手のナンバー控えるときに携帯壊れたらどうしよう）
・炭酸水（急に水分欲したらどうしよう）
・財布
これが最低限必要な荷物です
その日の予定や行き先によって、傘が加わったり充電器が加わったりするので、バッグは常にパンパン
モテ女の必須アイテムと言われる小さなバッグなど夢のまた夢ですね
なので気に入ったバッグを買うと
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
それはもう気持ち悪いくらい愛用します
合皮はすぐに使えなくなって悲しいので、本革を買います
破れたり穴が開いたら、修理して使います
馴染んでボロボロになったほうが愛着が湧いてくるのです
同様に服・靴・財布もお気に入りを使い続けるので基本みすぼらしいです
単にワンシーズン毎に新調するお金がないからかもしれません
４年くらい使っているお気に入りの財布なのですが
「ジジイの財布」
と称されるほどに、周囲の評判はすこぶる悪いです
現に職場で休憩室に置いていたところ、ご年配のお客さんの忘れ物だと勘違いされ、あわや事務所の金庫に保管されそうになったことがあります
私は飲食店で働いているのですが、同じ財布を所持しているお客さんに出会いました！！
70～80代のお爺ちゃんと男子高校生です
握手を求めたくなりました
ナイスセンスです
ところがですね……
ライバル出現です
雑貨屋で一目惚れした２つ折り財布を、半年に渡って定期的にチェックしています
いっそ購入したいのですが、お爺ちゃん財布も気に入っているので板挟みです
あわよくば値引きされないかと待っていますが、誰かに買われそうで不安です
薄っぺらい人生を歩んでいる私ですが、自己満足するのが何よりも大切だと考えているので、周囲の物に限らず人間関係までも全てお気に入りで埋めつくせたのなら、臨終の際も安らかな顔で逝ける気がします
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