唾液交換に抵抗があります
女子はシェアが好きですよね……
数少ない友達は私が神経質なことを知っているので
「一口ちょうだい攻撃」
を受けることはありません
複数でご飯を食べに行ったときなど、私以外のメンバーでシェアが盛んに行われるので、店員さんや周りのお客さんには省かれているようにしか見えないと思います
そもそもね
シェアってなんですか??
「あ!私もそれ食べたい!!
2人で違うの頼んで分けよ☆」
とか何の嫌がらせですか??
口内の細菌の数を知っていますか??
便器のそれを遥かに上回る危険地帯です
驚くべきことに、アイスクリームやカレーをシェアする猛者も多いですね……
怖いですね……
あんかけ焼きそばや八宝菜のトロミが徐々にサラサラになっていくのは、唾液の分解酵素が作用しているらしいです
……気持ち悪くなってきました
困るのが、友達の友達、または友達の家族と食事をするときです
特に焼き肉や鍋の場合、取り箸が用意されているにも関わらず、直箸を突っ込んでくる荒くれ者がいます
きっと前世は野武士だったのでしょう
加熱殺菌されているから大丈夫……
菌は死んでいるから大丈夫……
念じながら決死の思いで唾液鍋を飲み込みます
味はよくわかりません
唾液鍋のシメに唾液雑炊・唾液うどんなんて振る舞われた日にはもうアナタ……
ベロベロに酔っぱらって脳を麻痺させるしか手段はなくなります
ペットボトル飲料を
「あ!それ初めて見た!
一口ちょうだい!」
と言われた日には背筋が凍ります
断りきれずに差し出した後、泣く泣くこっそり中身を捨てるまでがセオリーです
解せないのがですね
人でなし扱いをされることです
神経質だからとシェアを断った際
「自分はそんな清潔だと思ってるの?」
と吐き捨てられたこともあります
思っていません
思っていないからこそ、私は人に自分の食べかけを勧めたことはありません
銭湯や温泉は平気だし、職場の排水溝やトイレにも平気で手を突っ込めるので、潔癖ではない気がします
唾液限定です
家族の唾液も嫌です
赤ちゃんの頃、近所の美容室のおばちゃんに気に入られ可愛い可愛いと頬にキッスをされまくっていたらしいので、トラウマになっているのかもしれません
学生の頃、1人旅でフランスに行った弟からもらった香水です
「幼女が!!
フランスの幼女が可愛い!!幼女!!!」
と、わざわざ国際電話をかけてくる辺りに彼の凄みを感じました
見た目は可愛いくてお気に入りなのですが、地獄のようなどきつい香りがします
玄関に撒いて芳香剤代わりに……
と目論みましだが、玄関がコキュートスになったので断念しました
一生使いきれる気がしません
ありがとうございます
そんな面倒な私ですが、イケメンな男性だと恐怖症が解除されます
さらに好きな人になると寧ろ進んで摂取したい
唾液の海に溺れたいくらいウェルカムです
なんとなく綺麗な感じがするのです
………………
きっとただの変態です