Googleアドセンスの審査に落ちました
内容が下品だったのか……
と凹みながら弟に助けを求めると
「コードが認識されるには結構時間がかかるので、気長に待って一週間おきくらいに再申請するといいと思う」
とのこと
弟のお嫁さんは一流ブロガーなのですが、認識されるまで6週間かかったそうで……
諦めずに再チャレンジします
少し前の記事でマスクが残り2枚と書きましたが、クローゼットの奥から予備が見つかりました
当分は持ちそうです
飲食店で働いているので、コロナウイルスが流行する前から調理場ではマスクを着用しています
ひどく汚れない限りは一日中同じマスクを使い続けるので、休憩中などは外し、共用スペースのデスクなどに放置します
大体自分のペットボトルやお弁当の近くに適当に置くのですが、ある日、いつもの通り持参したシラス干し入りのオニギリとトマトのカップスープ、玄米茶を入れた水筒で休憩を満喫したご機嫌な私は、外したマスクを装着し、颯爽と調理場に戻りました
体力的には疲れますが、接客と違って気疲れしないところがメリットです
調理場や洗い場、客席清掃中など、ひとりになれる隙があれば鼻歌を奏でる癖があります
閉店作業でアルバイトさんを先に帰してからは、本格的に歌い始めます
楽しいからではありません
辛いから歌ってテンションを上げるのです
最近はIeccaの疾走マザーがお気に入りでリピートしています
歌詞には一ミリも共感出来ませんが曲調が好きです
純日本人ですが、ラテンの血が騒ぎだすので体がビートを刻み出します
リズム感が皆無なのでチック症と思われていないか心配です
「あの……やさぐれさん？」
後ろに店長が立っていました
私に負けないくらいネガティブな性格で
「俺のことを馬鹿にしている」
「俺をナメている」
「もっと気を使え」
「思ったことを何でも言うな」
等の理由から小一時間怒られるので苦手です
「やさぐれさんは鈍感すぎて日本に合わない
アメリカに行ったら上手くいくと思う」
ちょくちょく国外追放を進めてきます
歌っているのがバレたのかと身構える私に、店長が気まずそうに切り出しました
「言いづらいんだけど……その…………
やさぐれさんが着けてるの俺のマスク……」
なんということでしょう
店長がデスクに放置していた使用済みマスクを装着していたようです
家族とも同じ食器を共有出来ないレベルで、人一倍神経質な私
数人で集まり、鍋など囲む場合は決死の思いで挑みます
震災で避難所が水不足となり、ペットボトルの回し飲みなど強要されたら死ぬかもしれません
好きな男性限定で大丈夫なので、ただの好き嫌いである可能性もあります
内心焦りましたが、あからさまに嫌悪感を示したり、慌ててマスクを外すのは失礼にあたると判断
かと言って、どのような対応が正解なのかもわかりません
「あ……はい」
「え！？」
パニック状態でとりあえず何か答えなくてはと適当に返事をしたのが仇となりました
店長が怯えています
故意犯の変態みたくになりましたが、もう後には引けません
黙々と作業を続ける私からそっと離れる店長
沈黙が気まずいです
結局次の休憩中まで、他人の使用済みマスクを装着するセルフ拷問を受けました
後日、数少ない友達に対処法を聞きまくったところ
「え～！？ ごめんなさいアハハ」
みたいな感じで明るく笑い話にしながら外すのがベストだと学びました
私の対応は気持ち悪いうえに怖いらしいです
休憩室にはスタッフのマグカップも置いてあるのですが、私は作業に没頭すると周りのことが一切見えなくなってしまうので、パソコンをいじりながら人のマグカップの飲み物に手をつけたのも一度や二度ではありません
店長以外にも、経理のおじいちゃんや警備のおじさんなど……
なぜか男性限定ですが、全員まったくタイプではないのです
手をつけてしまうのは相手が席を外しているときなので、こっそり新しいカップに同じ飲み物を注いで元の位置に戻し、何食わぬ顔をするのが常なのですが、店長のカップに口をつけてしまい、洗い場に持っていこうとコソコソしているのを目撃され
「それ……俺のカップ」
ストーカー疑惑をかけられたこともあります
なぜみんな間違えないのか不思議です
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