人生のツケが押し寄せすぎ

40歳ひとり暮らし貧乏女の心境と愚痴

何を着ればいいのかわからない

疲れすぎると思考力が低下します

月180時間ほどしか働いていないのですが、私生活が充実していないので日々に喜びがありません

せめて美味しいものでもと仕事帰りにスーパーに寄りますが、何が食べたいのかもわかりません

お惣菜コーナーを見ても心が踊りません

あんなに好きだった半額シールも色褪せて見えます

空の買い物カゴをぶらさげ、所在無さげに店内をウロつく37歳厄年独身……

うっかり将来を考えると涙ぐんでしまうなど、なかなかの危険人物です

すっかり秋ですが、服装も迷走しています

勢いで死んでしまいたくなることもしばしばなので身辺整理を始めました

ビビりなので実行することはないと思いますが

「結婚もせずにこんなものを……」

と母を泣かせるのは忍びないので、40リットルのゴミ袋パンパンに断捨離をしました

ひとり暮らしを初めて2年と2ヶ月

一度も着ていない服や靴は、思いきって処分します

片付けの達人こんまりさんメソッドに習い

「ときめかないもの」

を片っ端から捨てていきます

一番捨てたいのは自分です

部屋はスッキリしましたが、着るものがありません

同じブスババアでも、小汚ないより小綺麗なほうが幸せになるチャンスは増えると思うので買い物に出掛けますが欲しいものがありません

ときめかないのです

靴下だけ買って帰ってきました

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穴の空いたものや生地が薄くなった靴下は処分しました

モテない原因は靴下なのかもしれないと疑ったからです

可能性は1つずつ排除していきます

35歳を超えた辺りから肌質がガクッと落ちました

瞼は痩せ、目は窪み、ほうれい線とゴルゴ線、全体的に重力に負けてブルドッグのようです

ネットで読んだのですが、女がスムーズに老化を受け入れる為には子どもの存在が不可欠とのこと

自分の遺伝子と若さを受け継ぐ存在を産み出したことで心穏やかに老化を楽しむゆとりが出来るらしいのですが、何も産み出せず、誰にも愛されず、一人で死んでいく私はどうやって加齢と向き合っていけばいいのでしょう

中年太りを解消すべく早朝に散歩をしており、健康的に3キロ痩せましたが、膝の肉や背中のライン、お尻の弛みが完全なるオバサンで悲しくなります

「どうせ子孫なんて残せないんでしょ!?」

と、細胞が色々諦めているような気がします

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去年ハニーズで300円で購入したトップスです

わりとお気に入りで愛用していたのですが、何気なくプリントされた英字を調べて驚愕しました

頭のおかしい女だと思われていたに違いありません

イケメンにチャームの魔法をかけたいのでこれからも愛用していきます

田舎なのでわりと見掛けるのですが

「自分の中の全盛期でファッションが止まっている人」

にだけはなりたくないです

たまに来るお客さんで

金髪盛り髪・ショーパン・ニーハイ・ロングブーツ

がトレードマークの女性がいます

「いつまで待たせんだ!!

テメェ頭おかしいのか!? クソがっ!!」

と怒鳴られたことがあります

羨ましい細さで後ろから見ると20代なのですが、ご尊顔は贔屓目に見ても50代後半……

好きな格好を貫き通すのは素敵なことですが、客観性を忘れずに品のいいオバチャンになりたいです

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