今日の午前中の時刻指定で、8時に起きてヤマト運輸さんを待っていたのですが……
待てど暮らせどチャイムが鳴りません
タイミングの悪い女なので、お風呂にも入らず、トイレは最速で済ませ、荷物を待ち続けます
チャイムの故障を疑い、自ら鳴らしてみますがちゃんと機能しているようです
コロナの影響で配達件数が多く大変なのかもしれませんが、早いとこ荷物を受け取って、スーパーやコインランドリーに行きたいのです
点数が悪すぎて再試となった試験の勉強もしなくてはなりません
ストーブの前に寝転がり、スマホをいじりながらゴロゴロします
………………
気付くと15時でした
この家には時間泥棒が潜んでいます
【荷物は玄関の前に置いてください】
メモと共にシャチハタを玄関に貼り付け入浴
服を着替え、髪を乾かし、化粧が終わっても荷物は届きません
いつもなら問い合わせをするところですが、このご時世
「みんなが大変なときに自己中な独り身ババアだな」
と顰蹙を買うのを恐れます
さすがにそのまま外出する勇気はなかったので、張り紙を剥がしてコインランドリーとスーパーに向かいました
行きつけのコインランドリーは、雑誌から児童書までラインナップのセンスがいいです
ヨシタケシンスケさんの絵本の子どもは可愛いのでくせになります
【おしっこちょっぴりもれたろう】
も好きです
19時過ぎに帰宅すると、18時55分の不在通知が挟まっていました
静かに発狂しながら再配達の依頼をします
試験の勉強に加え、新商品の作り方も覚えなくてはいけないのですが脳が拒否します
頭が悪いのもさることながら、好きなことや興味のあることは忘れないので、仕事が嫌いなのでしょう
休憩がてら、春服を検索
可愛いですが、薄手なので中年太りボディには厳しいデサインです
北海道は4月でも寒く、5月くらいまではコートを着たいのですが、お年寄りならいざ知らず、悪目立ちしてしまいます
ですが、小学校6年間を裾が窄まったジャージで過ごした私としては、デザイン性よりも着心地なのです
【オシャレは我慢】
という言葉がありますが、暑がりの寒がりで、快適さを何よりも重視するので共感した試しがありません
春に夏を先取りし
夏に秋を先取りし
秋に冬を先取りし
冬に春を先取りし
我慢に我慢を重ね、手に入るものは冷えやのぼせによる体調不良だけ
綺麗でも可愛くもない一般人が季節を先取りしたところで何になるのでしょうか
芸能人やモデル
ショーウインドウのマネキンや、美に自信のある人の先取りはわかります
注目されるからです
「あの人オシャレ!さすがだなあ」
「可愛いっ!憧れちゃう」
などと羨望の眼差しを集めるのでしょう
私が住んでいる北海道の田舎でも、先取りガールに遭遇することがありますが
「寒っ!見てるだけで寒いっ!!」
「生足にサブイボすごいな」
「暑苦しいな」
「ブーツの中蒸れてそう」
「汗ヤバイけど大丈夫かな」
「鼻とおでこテッカテカだな」
くらいの感想しか抱いたことがありません
そんな自分と変わらない一般人に
「オシャレは我慢だよ☆」
と説かれたところで説得力にかけるのです
さらに、以前ピーコさんのファッションチェックに出演した一般の方で、8月中盤に秋を先取りし、茶色のレザージャケットに黒のロングブーツで決めていた女性がいたのですが、ジャケットを脱ぐと脇に巨大な汗染みが発生しており、体の側面を伝いジーパン付近までビッチャビチャになっていた衝撃映像が忘れられません
私も脇汗が半端ないので他人事とは思えなかったのですが、気付いていないのか開き直っているのか、なぜか誇らしげに服装のコンセプトを語る姿を今でも思い出します
寒くても暑くても不快でも、涼しい顔をして気取られないように乗り切る精神力がなければ
【オシャレは我慢】
は成り立ちません
見苦しくなっては本末転倒なのです
ナチュラルに生きていきたいです
………………
見せたい人が出来たら手のひら返して先取りする自信があります
自分の為に我慢をするのが面倒なのかもしれません