惚れ込む質です
しかもしつこいので嫌われます
好きな人の物を集めるのも好きです
本当は本人が欲しいのですが叶わないので
小学校のとき、好きな人の消しゴムを盗みました
休み時間に愛でているのを見つかり、怒られ
「消しゴムのカスなら……」
と許可をもらいました
中学生のとき、奇跡的にも隣の席だった好きな人の社会の教科書を間違えたふりをして何度も自分の鞄に忍ばせ、4回目あたりで
「テスト前は本気でやめろ
頼むから」
と怒られ、代わりに壊れたシャーペンをもらいました
バレンタインは、雨のため好きな人が校舎で屋内ランキングをしているところを、チョコを持って追いかけ回し
「今走ってるから受け取れないし
そんな体力あるなら勉強するか部活をやれ」
と言われたので、相手の鞄に勝手に捩じ込み後日
「……人に渡すときは食えるものを作れ」
と諭されました
当然お返しはありませんでしだが、色々優しい人だったと思います
高校生のときは肥満体の引きこもりとなり、1年で中退して通信高校に通いました
大人になってからは、煙草の吸い殻を集めたり、髪の毛を集めたり……
我ながら気持ち悪いです
最近はやらなくなりました
確実に進歩しています
肉じゃがを作りました
人参が好きなのでゴロゴロゴロゴロしてます
いつか誰かに食べさせてお世辞を言わせるのが夢です
上にあるのは言わずもがな
ペットボトルの蓋です
ペットボトルの蓋はどのペットボトルにも大抵くっつくように出来てるらしいです
規格化って便利ですけど、だからこそ自分のスペシャルを見つけたいとか考えてしまいます
好きすぎて訳がわかんなくなるんですね
ただ、相手に危害を加えたり、果てには殺してしまうストーカーの気持ちは全く理解できません
死んだら二度と会えないので
大好きな笑顔も、喋っているところも動いてるところも見られなくなる
あの人達は相手が好きなわけではなく、自分が好きなんだと思います
自分の彼氏や配偶者にならなくても、好きな人には幸せで元気に長生きしてほしい
彼女や奥さんに対するジェラシーで眠れなくなりそうですけど、全く会えなくなるよりマシです
彼女や奥さんがいたとしても、生きていればチャンスが巡ってくる可能性がゼロではないからです
以前好きな人に
無人島に私と二人きりで遭難したら、確実にカップルになるよね!?
と聞いたところ
「それなら俺はちょっと可愛いメス猿とかでいい」
と言われましたが、ゼロではないです
ナメクジとかにだったら勝てる気がします
そんな迷惑の固まりだった私が、ちょっぴり更正したきっかけを書いていきたいと思います