人生のツケが押し寄せすぎ

40歳ひとり暮らし貧乏女の心境と愚痴

隣の部屋と買った服

独身40歳と1ヶ月

オータムの寒さが身に沁みます

2週間くらい前のことです

私は木造アパートの1階、B号室に住んでいるのですが、左隣のc号室には、ちょっとヤンチャな感じの30代前半くらいの男性が住んでいました

生活音がうるさく、いつまでも鳴り止まない目覚まし時計のアラームや、除湿機だと思われる夜中の騒音に悩まされていたのですが、2日ほど静かな日が続いたかと思いきや、もぬけの殻となり、翌日にその左隣のd号室も空き部屋となり、さらに翌日、c号室だけ大掛かりな改装工事が始まりました

窓と玄関のドアが全開で丸見えで、出勤前に通り過ぎたところ、私の部屋側の壁を取り替え、床を全取り替え、トイレの便座まで取り替えています

c号室だけいつも入れ替わりが激しいので、私の毎晩のむせび泣きに耐えかねて防音材でも入れたのかと目をこらしたところ、工事中の壁の中に御札が貼られていることに気付きます

何やら不気味で、つい外から凝視してしまった私が不気味だったのか、気付いた工事の人に

「うるさくしてすみません

あと2日くらいで終わりますので〜」

営業スマイルをされます

心理的瑕疵物件にでもなったのかと怯え、聞いてみたところ

「大丈夫ですよ〜」

心なしか、貼り付けた笑顔で返されました

単に部屋を汚されたのかもしれませんが、気になって賃貸サイトで検索してみると、家賃が5,000円下がっていましたが、部屋で亡くなったのならもう少し安くなってもいい気がします

自分の将来より怖いものがないので、1万円下げてくれたら隣に引っ越したいです

1週間後

空き部屋の張り紙をしていた隣の窓にカーテンが取り付けられました

早朝に可燃ゴミを捨てに行こうと外に出ると、見知らぬ60代くらいの女性が、アパートの裏手にある灯油タンクの前にかけられた木の板の強度を試すかのように押したり、揺らしたり、ひっくり返して釘の本数を入念に確かめたりしています

不審者でしょうか

目が合ってしまい気まずいので、そのまま通り過ぎゴミを捨て、戻ってみると、今度は片手に包装紙に包まれた箱を抱えながら、アパートの前の雑草を抜いていました

ちなみに虫が嫌すぎて、私の玄関周りだけ除草剤を撒いたので不自然に綺麗です

女性の前を通り過ぎないと部屋に入れないため恐る恐る近付くと

「おはようございます

c号室の吉田です」

深々とお辞儀をされ、包装紙に包まれた箱を渡されます

おはようございます

B号室のやさぐれです

つられて深々とお辞儀をし、包装紙に包まれた箱を受け取りお礼を言い、挨拶を返し、苗字を名乗ると

「大したものじゃないんだけど、是非使ってほしくて……

そう言えば、お名前なんておっしゃるの?」

柔和な笑顔ですが、30秒くらい前に名乗った記憶があります

ありますが……

私はチキンなので再度名乗ります

そのまま1分くらい天気の話をし、部屋に戻ろうとすると

「ごめんなさい、最後に

あなた、お名前なんとおっしゃるの?」

……………

朝っぱらからなかなかの恐怖です

動揺を隠しながら、今一度名乗ると満足したようで

「私ね、ひとり暮らし初めてなの

これから宜しくお願いしますね」

と微笑まれました

入居の実績を作り心理的瑕疵物件の告知義務を排除するプロの人か、お忍びで偵察に来た大家さんか、ちょっとボケてきた熟年離婚の人か、ちょっとボケてきて嫁夫婦に体よく追い出された人のいずれかと邪推します

通販でちょっとお高めのマウンテンパーカーを買いました

3年ほど前に購入した2,900円のGUのものを愛用していたのですが、セールでネイビーしか残っておらず、ボロボロになってきたので、念願のブラックです

服や物に「飽きる」ということがあまりないので、人生の折り返し時点に立った今日この頃、多少値が張っても気に入ったものを買おうと思います

夜な夜なの筋トレ効果で、激太りが多少改善してきました

なかなか似合っている気がします

この夏、制服並みの頻度で着ていたワンピースです

これも一昨年、GUでセールだった1,250円の似たようなワンピースがボロボロになっていたので、新しいのを購入しました

出産の予定もないくせに、無駄に胸と尻が大きいダイナマイトBODYなのですが、いい感じに欠点をカバーしてくれているデザインてす

そしてですね……

ここからお金をドブに捨てた購入品の紹介です

まーさかーりかぁーついだぁーわーたーしー!

髪型も相まって金太郎に見えます

何でしょう……

体の細い部分を隠し、太い部分を際立たせるコーディネートですね

プラス5キロくらいに見えます

骨格ストレートに丸首は鬼門です

ドラム缶のようなシルエット

アプリゲームの初期アバターを彷彿させる組み合わせです

どちらも試着したのですが、なぜ購入に至ったのかも謎です

暑さで脳が溶けていたのかもしれません

同じ日の同じ時間に撮ったのですが、この写真だけ髪が油っぽいのもミステリーです

ベットの下の保湿ティッシュは、吉田さんからもらったプレゼントの中身です

「大したものじゃないんだけど、是非使ってほしくて……」

贈与の際の言葉を思い出しながら、毎晩のむせび泣きに活用しています

鼻あたりがソフトでちょっと幸せです

一連の流れを友達に話したところ

「……毎晩のむせび泣きが、幽霊と間違われてるんじゃない?」

とのプロファイリングだったので、c号室の吉田さんが長く住み着いてくれることを祈ります

一昨日、空き部屋だったd号室に、70代くらいの夫婦が入居しました

このまま老人ホームになるのかもしれません

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村